皆さんは草の匂いを感じた事ありますか?
河川敷を歩いていると、懐かしい草の匂い。
遥か昔、その匂いに包まれて、お天道様を睨みながら、数haの牧草地を一気に刈り取っていたのを思い出します。
牧草収穫(乾草調製)の流れ
1. モアコンディショナー(牧草を刈り取る)
2. テッター (刈り取った草を反転乾燥させる)
3. レイキ( 散らばった草を一線上に並べる)
4. ヘイベイラー(直方体に圧縮梱包する)
季節柄、銀杏(ぎんなん)大量落下。
お掃除されてる女性に聞くと、1日3回10日程片付が続くという、ご苦労様です。
酒の肴にもいいが、「歳の数以上食べてはいけない」という言い伝え、年寄りでも20個位が安全のようだ。
毒のメカニズムは以下の通り。
銀杏の持つ有毒成分「4-O-メトキシピリドキシン」、この化合物はビタミンB6で知られるピリドキシンという化合物に非常によく似ており、ビタミンB6は脳内にあって神経を沈静化してくれる物質であるγ-アミノ酪酸(通称GABAともいわれ、サプリメントでお馴染み)を作るのに使われる大切な物質だ。
ところが構造が良く似ている4-O-メトキシピリドキシンはビタミンB6と間違えて体内に取り込まれてしまう。しかしビタミンB6のようにGABA作りに使われる機能はないので、結果的にビタミンB6がGABAを作るのを邪魔することになるのである。
すると神経を沈静化することができなくなり、興奮状態が続き、けいれんや嘔吐、意識混濁を引き起こすことになるというわけだ。