サンタ

クリスマスと言えば、プレゼント。 サンタさん、幼い少女のピュアなクリスマスのお願いを、是非叶えてあげて 因みに、下ネタは英語では pink joke かと思ったら、blue joke とか dirty joke というそうで、pink のカラーイメージには、例えばピンサロみたい…

ピラカンサ

路傍の実シリーズ「ピラカンサ」。筑後川河川敷をクロスバイクで疾走したり、よそんちの季節の花を求めてのんびり徘徊していた頃が懐かしい。今は暇なようでそんな暇は無い。急な買物を済ませて家路を急いでいた。聖マリア病院の正面の一角はちょっとした木…

ファーマータナカの来年の数字。 実家と長年付き合いのある街の電気屋さんから、来年度のカレンダーが届いた。その数字が、6・36・99と、見事に3の倍数になっていて、美しいではないか。 問題はここからだ。 何でそうなるの? 個人的には、昭和元年は西暦192…

ニカラグア

ファーマータナカの棚からスピリッツ。(兼もうちょっとだけ引っ張る東京行脚オマケ編) 酒は旅である。ドリンカーは旅人である。 東京ステーションホテルのオーセンティックなメインバー「Oak」はあろうことか週末のみの営業と言うことであっけなく振られ、…

生生流転

Halloweenの渋谷も天神も、大きなトラブルはなかったとの事。 都会の喧騒とは打って変わって、実家(母入院中)はしんとしている。南瓜にも満月にも似た色合いの、孫から送られてきた種無し柿が、淋しそうにテーブルに置かれている。 世界も世間もちっぽけな…

日本酒

今日から10月、「神無月(かんなづき)」だと言いたいところだが、「神無月」の由来の一つに「醸成月(かもなしつき・かみなしつき・かみなつき)」が転じたという説がある。翌月に行われる「新嘗祭(にいなめさい)」のために新穀で酒を醸すことからこう呼…

秋分

枯落葉を踏み締めて森に分け入ると、倒木に小さな茸が生じていた。やがて森を抜けて林道に出ると、傍らの彼岸花に黒揚羽が舞っていた。見上げた山のその裾野の薄の穂は、優しい風に揺れていた。 いつの間にか森は秋のど真ん中で、此岸から彼岸を想った。

ハイビスカス

よそんちの花シリーズ「ハイビスカス」。 秋湿りに見事な鉢植えの大輪、お庭持ちの我がFB友達の投稿でも時折見かけるが、俺んちには当然ない😩ので、悔し紛れに、二つほど周辺情報を。 この花の原種はハワイ諸島が有名だろうが、モーリシャス島もある。この島…

敬老の日

敬老の日が近いだからだろう、昨日一人娘がプレゼントを抱えて母(彼女から見て祖母)を訪ねてきてくれた。自分が言うのも何だが、心根の優しい娘である。育てたのは勿論私ではなくカミさんである。私はと言えば、ずっと仕事ばかりしていた。仕事は家族のた…

ひまわり

世相ウォッチング&路傍の花シリーズ(ダブル企画)「向日葵(ひまわり)」。 家の近くのガソリンスタンドK石油前の花壇。 この辺の花壇はたいていどこも笹がぼうぼう茂っていて手入れが追いついていないのだが、ビッグモーターと違ってここはたぶんスタッフ…

撫子

依然として真夏日が続いているものの、朝夕クロスバイクで颯爽と風を切って街中を飛ばしていると、明らかに季節の音色が変わっている。 「今はもう秋」なのだ。鮮やかな撫子が咲き誇っている。 「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」 ~ 山…

椋鳥

秋のにわか雨上がり 空はまだほの青く百千の 椋鳥(むくどり)の声高し このご時世、山里を追われたのだろう、夥しい数の椋鳥の、公害ともいえる程の鳴き声と多量の糞。 とはいえ少しずつ夜が長くなっていく夜長月の実感、もう9月「長月(ながつき)」だ。

ファーマータナカの今日のお経「般若心経」。 先日お盆の話をしたら、毎朝般若心経を唱えているという友人がいた。類は友を呼ぶというから、当然の如く我が友人には頭脳明晰な奴が多い(S氏の例外有り)。全部で260文字の長さだから、冗談抜きにその彼は、本…

ほおずき

盂蘭盆会仏壇にご先祖様はいない遠の昔に生まれ故郷の菩提寺に合祀した金金金の坊さんも来ない納得した(させた)はずの母が寂しそうだ友人の何人かは元気な孫が帰省し束の間の楽しい時間を過ごしたとSNSで呟いているスーパーには普段より大きな刺身やお寿司…

オシロイバナ

路傍の花シリーズ「オシロイバナ(白粉花)」。 炎暑の夕べの通りすがり。 偽果に白い粉が含まれているから、「白粉花」。夕方になると咲く一日花だから、別名「夕化粧」。子どもの頃花で遊んだ「落下傘」。 ペルーなどの熱帯アメリカが原産とあるが、この日…

かき氷

店舗ウォッチング。 閉店かと思った老舗甘味処「古連」(創業1949年)は、久留米ホテル ー ESPRIT - 1Fに移転オープンしていた。 ハンバーグに燻製香がクセになる薪焼きステーキの「牛米(ぎゅうべい)」とのコラボ店舗。 名物「宇治しぐれ」(900円)に練乳…

祭りのあと

4年ぶりの通常開催となった「水の祭典久留米祭り」。 フィナーレの1万人のそろばん総踊りは異様な熱気。 そして祭りのあとの淋しさは嫌でもやってくる。祭りのあとの淋しさは例えば何で紛らわせばいいのだろう。もう帰ろうもう帰ってしまおう。寝静まった街…

夏まつり

十年はひと昔 暑い夏おまつりはふた昔 セミの声思わずよみがえる 夏の日がああ今日はおまつり 空もあざやか 自転車のうしろには 妹がゆかた着てすましてる かわいいよもらったおこづかい なくすなよああ今日は おまつり 早く行こうよ 綿菓子をほおばれば す…

小待宵草

路傍の花シリーズ「コマツヨイグサ(小待宵草)」。 茹だるような暑さの中に、「入浴後の乙女」(花言葉)のような可憐な花を見つけた。 花は夕方になると開き翌朝に萎むので、宵を待って花が咲 くということで待宵草、仲間の花では本種は花が小さいので小待…

ムクゲ

よそんちの花シリーズ「ムクゲ(木槿)」。 マンションの1階にある医院の駐車場にあった。 暑さで人や植物が元気のなくなる季節に、次々と大きな花を咲かせるムクゲは、盛夏を彩る代表的な花木。国の繁栄を意味する花として韓国では国花。だが早朝に開花した…

第三十二侯「蓮始開(はすはじめてひらく)」。 蓮が咲く頃は、梅雨明け間近という。 これだけ甚大な被害情報が続くと、いくら私でもおちゃらけた投稿はしずらい。慰めにもならないだろうが、泥は俗世、泥より出でて泥に染まらぬ力を皆がそれぞれ出すしかな…

スマート家電

アナログ親父のデジタル奮闘玉砕記「スマート家電」。 居候している西日が当たる2階の部屋は帰るといつも蒸し風呂状態、その部屋のエアコンがぶっ壊れて、久しぶりに家電なるものを調達した。 考えるにこのところ購入した電化製品といえば、PCやスマホの買い…

時計草

よそんちの花シリーズ「時計草」。 昨日は数えるほどの LINE や Messenger や FBコメントでご心配のお言葉を頂き、ありがとうござんした。 自分自身は、叩きつける土砂降りの中、噴き出す排水溝、冠水の道路をジグザグと、ずぶ濡れの短パンとびしゃびしゃの…

桔梗

路傍の花シリーズ「桔梗(キキョウ)」。 再び大雨で、ずぶ濡れ徒歩通勤。筑後川も宝満川も大増水、道路も田圃も冠水、大渋滞、通行止め。それでも午後には落ち着いた。 新しい花があれこれ持ち込まれる中、奈良時代からある花に心が落ち着く。桔梗の木偏を…

天の川

線状降水帯、大雨洪水警報、筑後川氾濫警戒と、物騒な明け方。 ここは、幼い頃に聞いた「織姫と彦星の七夕伝説」を思い返してみよう。 「織女(しょくじょ)」は「天帝」という神の娘。神々の着物を織るのが仕事で、恋人も作らず働く姿を見た天帝は、天の川…

田植え

夏至の候、田植え真っ盛り。 苗って何株ずつをどのくらいの株間で植えるのだろうかって、元百姓の端くれだったせいかふと考えて、1反に何株植えてそれが何粒になるのか気になって朝から計算を始めたが、そんなことをしてる場合ではなかった。結果が判明した…

小さな恋

Some people feel the rain. Others just get wet.(雨を感じることができる人もいれば ただ濡れるだけのヤツらもいる) ~ Bob Marley 雨の季節は何となく音楽が聴きたくなる。雨の切なさや鬱鬱とした感じが、そして雨上がりのひとすじの希望めいたものが、…

秋麦

秋とは百穀が成熟する時期のこと也。 稲穂が頭を垂れるのが「米の秋」、麦の穂がたわわに実る5月下旬から6月初旬が「麦の秋」。今まさに麦秋至(むぎのときいたる)。 子供の頃貧乏人は麦ご飯だったし、二毛作が当たり前だった。筑後平野にはまだその二毛作…

青葉

目には青葉 山ほととぎす 初鰹 ~ 山口素堂 素人でもすっと口について出るこの有名な句は、俳句としてもどうも凄い句のようである。まず、「目には青葉」の「に」ではなく「には」でわざわざ字余りにしているのは、その後の「耳には」「口には」を暗に強調し…

キンシバイ

路傍の花シリーズ「キンシバイ」。 それは初夏の風の強い日だった。 黄色の花の群生が県道脇にこんもりと茂って続いていて、それが青い風に大きく波打っていた。 蜥蜴マークのついた黒い大きなLARKINSのリュック(似合わん)を背負った初老の男が、よたよた…