彼岸花

曼珠沙華 あっけらかんと 道の端」 夏目漱石

彼岸花がぽつりぽつりと・・・ 秋を感じた。
もともとは含まれる有害なアルカロイドの忌避効果で、畔や墓に植えられた。
(2013/09/23記)

季節外れで恐縮だが、3年前のある日、筑後川のサイクリングロードをクロスバイクで走っていたら、彼岸花を見つけた。
その時のえも言われぬ気持ちを何とか言葉にしたくて、たまたまこの句を見つけた。

もともと言葉や詩に対して何か愛情めいたものを感じていたので、素人ながら思いつくまま表現できたらと、句もどきを読むことに挑戦してみようと思い立った次第だ。

俳人や詩人の方には見苦しい愚作となろうが、己の足跡をぽつりぽつりと残してみることにする。

 

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秋麦

麦秋や 貧しさ遠く 浮かぶ泡」  腐阿魔多難禍

麦の秋で夏の季語だそう。
麦を見ると貧しい時代の麦飯の連想もあるが、麦飯を食した時代が遠いだけで、貧困自体がこの世から去ったわけではない。
しかしこの暑さ、今はやはり泡が浮かぶ麦酒の連想に喉が鳴る。 とっとと帰って一杯やろう!

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