里桜

久留米再発見シリーズ。

久留米市街地には、ソメイヨシノが終わっても、1~2週間後に咲く池町川沿いの里桜並木(約1km)がある。

花は八重咲きでよく言えば丸てくふんわり愛らしく、一緒に歩く恋人がいれば素敵なアーチとなる。
(一人で歩けばぼてっとして色はどぎつく品が無いという誰かさんの見方となる)

この池町川は、水量がもともと少なく水質がひどく悪化、所謂ドブ川だったため、1982年(昭和57年)に国が筑後川から西鉄久留米駅西側の池町川起点に導水するための施設を作り、今の綺麗な川となった経緯がある。

思えば1984年(昭和59年)に、この川の起点近く当時はお店もビルもほとんどない淋しい裏通りで、細々とお店を始めた思い出の川でもあるので、今年はそぞろ歩いてみよう。