薔薇

母の日に贈る花はカーネーションと相場は決まっているが、このところ自分は(安くて)見栄えが良いものをチョイスしている傾向がある。
まあ気は心というし、気持ちだけはこんな立派な薔薇(例によってよそんちの花シリーズ)を贈ってるつもりだ。

もちろんキラキラ輝く女性がそこにいるなら、今すぐ100万本の薔薇の花束を贈る用意はある。

さて今日もお勤めか…。



ニオイバンマツリ

もう手入れさえままならぬ実家の庭先で、「ニオイバンマツリ」が、爽やかな甘い香りを放っている。
5枚の花びら、花色は初めは濃い紫色、咲き進むにつれて白へと変化していく。

調べてみると、アルカノイドの非常に強い毒性を持つという。
漢字表記は「匂蕃茉莉」で、「蕃」は外国を「茉莉」はジャスミンの意だから、いわば「香りのある外国からのジャスミン」。

「浮気な人」の花言葉は、花色の変化が昨日今日明日と人の気持ちの移ろいに似ていることからきているのだ。
英名の「Yesterday-today-and-tomorrow」が如何にもニクい。

1963年のイタリア映画に、ソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニのオムニバス映画「昨日・今日・明日」があった。
それは妊婦と貴婦人と娼婦という大人の女性の取り合わせで、田舎出の青臭い少年には名前だけでも身震いしそうだったのに、きっと早熟な同級生に、女性の性の圧倒的な色香を、ガツンと教えられたのであったろう。

昨日今日明日と、時は疾風の如く過ぎていく。
早くも5月、ゴールデンウィーク真っ最中、皐月(さつき)だ。

昨日・今日・明日(原題:Ieri, Oggi, Domani)」も貼っておこう。


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ジャスミン

ハゴロモジャスミンが、花散らしの雨に濡れている。
ジャスミンつながりで、ジャスミンティー。

お気に入りの唄 一人聴いてみるの
リビアは淋しい心 なぐさめてくれるから
ジャスミンティーは 眠り誘う薬
私らしく一日を 終えたいこんな夜

出逢った頃は こんな日が
来るとは 思わずにいた
Making good things better
いいえ すんだこと 時を重ねただけ
疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

オリビアを聴きながら
歌:杏里 作詞:尾崎亜美  作曲:尾崎亜美

リビアとは、「カントリー・ロード(TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS)」などが日本でもヒットした英国人歌手・オリビア・ニュートン=ジョンの事。
Making good things better
もっと育てもっと深めようとする愛も、ジャスミンの花のように何時か散ってしまう。

センチメンタル…。





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ミルク宇治金時

朝からバタバタ貧乏に暇は無し。
きつい陽射しに春颯(はやて)。
甘党辛党何でもござれ。
自分に甘く他人に厳しく。
ミルク宇治金時650円也。

甘味処(&麺)の老舗「久留米甘太郎」にて。



ナニワイバラ

ファーマータナカのよそんちの花シリーズ「ナニワイバラ」。

垣根一面に一斉に、白いつるバラが咲いていた。
難波茨、別名チェロキー・ローズ。

名前にはそれぞれ由来があり、大阪の商人が中国から持込み広めたという話より、ネイティブアメリカンのチェロキー族に纏わる物悲しいエピソードの方が似合うと思う。

数日後には純白の5弁の幾つかははらはらと散り、残った花弁も落ちた花弁も悲しい。
花は涙となって散るために咲いている。



日曜日に件の仲間達と山に行ったので、定例の母のお世話を昨日の火曜日(休日)にずらしてもらっていた。

私に対しては自ら「どこそこに行きたい。」なんぞ口が裂けてものたまわない女王様が、「筍が欲しいので連れて行くべし。」との突然の至上命令
何でも毎年買う商店街にある直売所的なお店に、何故か今年はなかなか旬の筍が入荷しなのだと云う。

田舎暮らしをしていた時は、毎年胃を悪くするほど大量にお裾分けをいただいていたのだが、昨今は我々にとっては高級食材の位置付けとなっている。

既にお話ししているように、自家用自動車は売っぱらって無いし、彼女が自らシェアカーを予約運転されることもあり得ない。
万が一ここで、彼女とは長年断絶犬猿の仲にある母を優先するような暴挙に打って出れば、349京2413兆4400億年続くといわれる無間地獄行きは必定となる。
二つ返事で母の予定予約は速攻変更後回し、八女市立花町の「道の駅たちばな」行きの運転手を仰せつかる。

ここは直売所で購入した生の筍をすぐ隣で2時間かけて無料で湯がいてくれる「筍大釜ゆがき」サービスで有名だとのこと。
待ち時間の合間、隣町の山鹿市まで足を延ばして「筍ざんまい膳」も珍しく彼女の奢りで腹一杯いただく。

私は彼女の絶妙な味付けのたけのこ煮が大好きだ。
ひょっとしたら彼女の心の片隅に、私にほんの少しだけだがお裾分けしてあげてもいいと云う気持ちが芽生えたのかもしれないと、密かに淡い期待を抱いている。
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浜大根

豆津橋の下流筑後大堰がある。

今ここにいる水の精は、阿蘇北外輪山の山麓瀬の本を発して、何日かかってここに来たのだろう。

堰に向かう広大な河川敷に、かっては春の風物詩だった黄色い菜の花に代わって白い菜の花、浜大根の花が咲き誇っている。
一面白色に見える花色は、近くで見ると薄紫色が可憐に混じっている。

十字の花弁はアブラナ科の証だというが、愛の証にしよう。
ひとつひとつは小さくとも、集まれば幾千万の愛になる。

Love is all you need…

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All You Need Is Love も貼っておこう。


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