ミモザ

よそんちの花シリーズ「ミモザ」。

春の朝 枝こぼれつつ ミモザ咲く
花の色こそ なほ黄なりけれ
 〜腐阿魔多難禍(新古今和歌風)

朝のひかりに、ミモザこぼるる。
細き枝より、黄の小花いく千とも知れず。

風にゆらぎて、ただやはらかに、
されど春の気配は、すでに満ちぬ。

ミモザは三月八日、国際女性デー、
いわゆる「ミモザの日」に贈らるる花という。

その花言葉、
感謝、思いやり、友情。

声高に語らずとも、
かくのごとき小さき花の群れ、
世を明るくするものか。

春の朝、
人の世にもまた、
ひそやかなる光、いくつか灯りおらむ。

あんころ餅

花は目で
甘味は舌で
季節は 
いろいろな入り口からやって来る

三月のカレンダーをめくりながら
今年もこうして春を分け合えることに
静かな感謝を

どうか皆さまも
それぞれのかたちの「小さな桜」が届きますように

〜施設にいる母は、もう自分の足で桜を見に行くことはできない。
甘いもの好きなので、せめてひとくちで春を味わってもらおうと、桜のあんころ餅を買った。

ガーデンシクラメン

街角ウォッチング「ガーデンシクラメン」。

福岡市天神、国体道路沿い。
アスファルトの照り返しの中に、ふいに現れた赤いハート。

この時、気温は23℃。
壱枚脱いだ肩に、少しだけ軽い風。
季節は、理屈ではなく体温でわかるものだと知る。

春はいつも、大きな音を立てずに来る。
気づいた人から、少しだけやさしくなれる。

一方で、
「花を愛でる喜び」と「散る定めを知る悲しみ」も同時に在る。
梅や桜の開花情報に、
西行的寂寥をも感じながら・・・。

鼓動とは 見えぬ色なり 風ぬるむ
見るほどに 見えぬものこそ 春の色
風吹けば 色あるものも 影となる
 〜 腐阿魔多難禍

バレンタイン

イマドキの「バレンタイン」。

失われてもう50年、半世紀以上である。
持たざる者への責任ある積極財政は、望むべくもないのか。
極一部のモテモテ層のみがウハウハになっていて、富の偏在が見られる。

市場には高級品が溢れかえっているのに、関心は自分にしか向かっていない。
本命どころか義理も廃れ道理もない、
どうりで循環しないはずだ。

バレンタインチョコ市場である。

娘を持ったことだけが、辛うじて唯一の救いである。



10年に一度

今日の言葉「10年に一度」。

この3連休は「10年に一度の大雪や寒波」だそうだ。
今日はよりによって、この寒さの中、登山である。
もうすぐ出かける。

「10年に一度」についてネットの声を載せておく。
・10年に一度の寒波が毎年来る
・10年に一度の寒波って下手したら1年に2回来てる
・「え?お前先週来たじゃん?」ってくらい来る
・今年最高の寒波って何とか許せるけど、真冬なみの寒さって言うのはどうなん!
・私も一生のお願いを年に2回くらい使います

年賀状

世相ウォッチング「年賀状」(Vol.2)。

先日、年賀状じまいの事を書きかけていた、その続き。

知人の対応は、幾つかのパターンに分かれている。
まず、伝統を守り抜き、きちんと認(したた)めるタイプ。
今まで通り作成して、それをFBなどにも投稿するタイプ。
同じく今まで通り作成して、それを LINEや Messenger 等にも個人的に送るタイプ。
SNS の投稿欄に、コメントで「おめでとう」と書き込むタイプ。
他人のコメントにちゃっかり便乗して、「おめでとう」コメントをするタイプ。
等である。

自分は暇なので、SNS 用に英文併記でちょっとカッコつけて、幾つかパターンを考えてみた。

食べ歩き仲間へ
「人生は短い。だから良いものを食べよう。」
 〜 Life is short. Eat well.

音楽仲間へ
「人生には、まだ良いフレーズが残っている(かも)。」
 〜 Life still has good phrages left.

飲み仲間へ
「ワインのように、友情も熟成する。」
 〜 Like wine, friendship improves with age.
「崇高な精神と良質なお酒は、良き友と時間によって共有される。」
 〜 Good spirits, shared with good friends, in good time.

登山仲間・仕事仲間へ
「歩幅は違えど、道は同じ。」
 〜 Different steps. Same road.

大切な友人へ
「長い道は、よい仲間と共にこそ。」(ヨーロッパ古諺)
  〜 A long road is best traveled with good company.

大切な人へ
「雨の日も風の日も。」 or 「どんな時も。」(英語慣用表現)
 〜 Through thick and thin.

作りかけてはみたものの、例によってちゃんと出したかと言えば?なので、悪しからず。

Good Spirits

年頭格言。

「Good spirits, shared with good friends, in good time.」
(崇高な精神と良質なお酒は、良き友と時間によって共有される)
 〜 Farmer Tanaka

目出度し目出度し。
本年もよろしくお願いいたします。