2019-01-01から1年間の記事一覧

絵本 山頭火

ファーマータナカの絵本棚。 脳も眼も霞がかかって、活字が読めん。来年は幼児退行で、絵本になるだろう。できれば添い寝の読み聞かせがありがたい。 酔へばあさましく酔はねばさびしく 酔へばいろいろの声が聞こえる冬雨(危ない?)― 種田山頭火

ネオン街

年の瀬街角ウォッチング。 出来るだけ賑やかにと、盛れるだけ盛って見たけど、当地の歓楽街は所詮この程度です。(この日は飲んでません) 年の暮れ 未来は見えず酔漢の 重き足取り後ろ髪 引かれ過ぎれば池町川 水の音かすかネオン色 褪せ遠ざかり束の間の …

角松

日本の冬は慌ただしい。 クリスマスデコはとっとと片付けて、次は門松だ。世相を反映してか、いずこもやや貧弱になった気がする。紙門松がダウンロードできる自治体も増えており、設置サービス、枯れない造花門松、100均もある。 それでも神は来るのか、宿る…

祈り

図書館の階段を駆け下りて表に出ると、いつのまにか外は夜の帳。きっと都会の週末は、光と笑い声と音楽に溢れ返っているだろう。ここに拡がるカップルの1組さえいない青い静寂の中で、ひとときだけでも祈りの世界を感じる、ってのもありだ。 「私は本気で信…

試練

「神は、その人が耐えることのできない試練を与えない。」-コリント人への第一の手紙10章13節 - クリスマス🎄カード買うクリスマス🎄ガード書くきっと誰も来ない ♪♫きっと何も来ない ♪♫きっと何も起こらないクリスマス🎄イブ ♪♫ ~いつもと同じ御同輩に捧ぐ

地方都市の現実

アナログ親父のデジタル奮闘玉砕記。 糞ゴミ画像は、主に無料クラウドのGoogleフォトに自動保存されるよう設定していて、iPhone のストレージを圧迫しないので、それはそれで大変重宝しているが、時々「おすすめ」と称して、余計な「ムービー」なんかを勝手…

銀杏 Before&After

街角ウォッチング。 街路樹の銀杏の Before&After、何と落葉は自然では無く人力だった。風情は無いが、剪定や落葉の跡片付けもあるし、仕方ないところか。 寿命・景観・防火・耐病性等の理由で街路樹には銀杏が一番多い。 ここまでやられても強剪定に耐え、…

博多駅前クリスマスイルミ

博多駅前のクリスマスイルミの進化が凄い。 満島ひかり(水原希子とか蒼井優とか永作博美でもいい)から告白されたら、危うくOKしてしまうかもしれない。 博多駅イベントスペースクリスマスイルミ

惜別

冷えてきた、惜別の秋もみぢ葉三景。 ふと気がつけば、アーティストの領域に踏み込んだと勘違いした、自分がいた。 体内の血や血管を連想させる大胆な構図。 空の青とつつじ葉の緑の中、敢えて小さく一本の配置。 苔むした万年の亀と短命のもみぢ葉の時の対…

セージ

「セージ sage」が薄紫色の花をつけていた。 ファーマーだった頃、ハーブも沢山育てていて、収穫が遅れると驚きの花を咲かせ、道理だけどハーブも野菜も植物だったんだと、気付かされた経験がある。 Are you going to Scarborough Fair?Parsley, sage, rosem…

1本の蝋燭

ついに今年も来た、クリスマスの季節。 恋人達のクリスマスは、とっくの昔に遥か銀河の彼方に消え去ってしまった、せめて人類の幸せを祈ろう。 敢えて仏陀の言葉をここに記す。 Thousands of candles can be lighted from a single candle, and the life of …

朔風払葉

歌人達は、満天と咲くもみぢ葉より、風に払われた夥しい数のそれらが、やがて何処へとも無く、跡形も無く朽ち果て消えゆく様に、己のそして人の命を重ねた。 日本の秋の末期とは、何と美しくもの悲しき事だろう。 センチメンタル…。 #大興善寺

向日葵

ただ過ぎに過ぐるもの 帆かけたる舟。人の齢。春、夏、秋、冬。(枕草子) 季節外れの向日葵も、もうじき終わりだ。 #山田ひまわり園

山頭火 

落ち葉褪せ 踏んであゆむ 腐阿魔多難禍 落陽を背に、山頭火の悲惨に憧れて…。 無駄に無駄を重ねたやうな一生だつた、それに酒をたえず注いで、そこから句が生まれたやうな一生だつた ー 種田山頭火 #下牟田公園

ツワブキ(石蕗)

山野草ウォッチング「ツワブキ(石蕗)」。 森の中、日が当たらない処でもぽつりぽつりと、控えめの佇まいが美しく、癒される。 名前の由来は、艶のある葉で、艶葉ブキ(諸説有)。「謙遜・謙譲」という花言葉、まるで自分を見るようでうなずける。

指山

連休の久住は、秋ド真ん中。 指山は低山なれどタフで、又膝痛めた。(泣)

銀杏黄葉

銀杏黄葉(いちょうもみじ)っていう言葉の語感が好き。 人が秋を愛でている時に、イチョウもモミジも懸命に代謝している。 このひと月ほどの間に、葉っぱのひとつひとつが、緑(クロロフィル)を分解し、黄(カロテノイド)が残り、赤(アントシアニン)を…

変身願望

ハロウィン 遠くは学芸会とかあるいは余興とかコスプレとかひょっとして女装とかで、被り物をしたり変装をしたりした事が、誰しも一度位はあるだろう。 クリスマスはもとより、異文化の意味も深く考えずに浮かれる日本の風潮に、目くじらを立てる向きもある…

変不変

車窓ウォッチング。 立ち並ぶ一戸建て遠くに高層マンション 半世紀前の中高浪人7年間の通学超満員の毎朝ときめきのセーラー服大声の馬鹿話 繰り返されるお百姓の営為変わりゆくもの失われゆくもの

コスモス

コスモスから天(そら)へそして宇宙へ。 Nothing's gonna change my world.何ものも我を変えることなし。(Written by John Lennon ~ The Beatles – Across The Universe) 今日は Fiona Apple のカバーでどうぞ。 Fiona Apple - Across The Universe 【 A…

Butterfly

七十二候では、「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」(=虫が土中に掘った穴をふさぐの意)の候。 10月になると、虫達は人間より早く冬支度を始めるという。 鮮やかに舞う揚羽蝶・紋白蝶は幼虫が蛹(さなぎ)になって、蟷螂(かまきり)・蟋蟀(こおろぎ…

原風景

日本の原風景のひとつ。 集団は、全員で同じプログラムを黙々とこなしていく。 突然不慣れなビデオ撮影を頼まれて、大方の予想通り、決定的瞬間を決定的に撮り損ねて、白い眼で見られた。

もののあはれ

ファーマータナカの今日の一句。 「春はただ 花のひとへに 咲くばかり もののあはれは 秋ぞまされる」(『拾遺和歌集』・雑下・読人しらず) 10月の声を聴き、幽寂閑雅の心境、ひょっとして悟りの日も近い!? #医王寺

白い雲のように

昨日見た雲、まだまだ夏の雲だ。 ふと聞こえてきた「白い雲のように」で歌われる雲は、たぶん秋の雲で、もう少し先。 出来ない相談だけど、無性にあの頃に戻りたい。 【 白い雲のように 】作詞:藤井フミヤ 作曲:藤井尚之 遠ざかる雲を見つめてまるで僕たちの…

ずぶ濡れ

ファーマータナカの今日の雨の名言。 Some people feel the rain. Others just get wet.- Bob Marley (ボブ・マーリー) -「雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる。」 記録的に梅雨入りが遅れている九州北部だが、いよいよ梅雨入りとな…

山法師

よそんちの花シリーズ「ヤマボウシ」。 これでもかというほどびっしりと咲き誇るヤマボウシの花びらに見える部分は、実は「総苞(そうほう)」という葉に近いものだそう(よく似たハナミズキと同じ構造で、紫陽花の花に見える萼(ガク)とは異なる)で、名前…

松葉菊

よそんちの花🌺シリーズ。 マツバギク(松葉菊:違ってたら御免なさい)、何処其処に普通にある花の色と形が、綺麗だって思えるようになった。(高齢化による脳細胞単純化説有) 花言葉は意外な感じ「怠惰」「怠け者」。

ネガティブ

ファーマータナカの今年の薔薇ネガティブ編。 400品種2,600株のバラフェアが今年も終了、一人で見ると、終わりかけは余計汚い。素人が小手先の補正をかけても、下位機種ではたいして代わり映えしない。黒赤色の薔薇の花言葉は、「死ぬまで憎みます」「憎悪」…

ナガミヒナゲシ

ファーマータナカの今日の雑草「ナガミヒナゲシ」。 皆さんも見かけたことがあるだろう、優しいルビーオレンジの楚々とした姿が何ともけな気で癒される。 ところが路傍空き地地はもちろん、アスファルトの隙間から生え出ていたりして、ここ数年「危険外来生…

躑躅と初恋

桜去れば躑躅追う。 「慎み」が花言葉というが、あの仰々しい咲きっぷりとこの漢字を見ても、決めた奴出てこいと異議を唱えたい。 ただ、白のつつじは「初恋」、一輪だけ見るとまるで自分の心を映しているようで、そこは許す。 ついでに「初恋」、カバーでど…