2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

躑躅と初恋

桜去れば躑躅追う。 「慎み」が花言葉というが、あの仰々しい咲きっぷりとこの漢字を見ても、決めた奴出てこいと異議を唱えたい。 ただ、白のつつじは「初恋」、一輪だけ見るとまるで自分の心を映しているようで、そこは許す。 ついでに「初恋」、カバーでど…

清明

葉っぱウォッチング。 春の陽射しに、人口葉かと見紛うほどの輝き、それぞれの植物のその光沢構造等、一つ一つに深淵な意味がある、感動。

葉桜

ファーマータナカの無料本棚。 人間なんて冷たいものだ。あの宴の狂乱は何処へ行ったのか。決して似つかわしくないあのブルーシートの青も、跡形もない。閑散とした公園の片隅に吹き溜まった花びらは、幾らか赤茶けていたりして。見上げれば葉桜、その葉桜は…

イチリンソウ

自分に春が来たわけでもないのに、春を告げる可憐な野花の行進に、はしゃぎ過ぎの単純な親父達。 イチリンソウとニリンソウは葉柄の有無で見分けられる」と、さっき本で仕入れたばかりの情報を、通りすがりの♀登山者に講釈を垂れている T 氏がいた。 イチリ…

御花

桜三月最後の日、ベトナム旅行先でお世話になったS氏の知人のご両親が来日されていたので、お礼かたがた柳川にお連れのお供をする。 足元にもオツな処があるものだ。 幾ばくかのご恩返しができたのなら良いが…。 桜三月水郷柳川川下り

さくらとお父さん

花有り、月無し、相手無し。 寂しき時の、お父さん頼み。