2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

朝顔

「朝顔や青きむらさき事も無げ」 腐阿魔多難禍 有為転変は世の習い、そして今はもう秋? 巷には品種改良された煌びやかな花々が溢れかえっている。 一方市井の花朝顔、その青い短命の花は、子供の頃から毎年そこかしこに、何事もなかったかのように咲き続け…

遠花火

「遠花火 消えては届く 音便り」 腐阿魔多難禍 何度も出かけた筑後川花火大会、今年はマンション最上階に昇り、遠く眺めた。 (このシチュエーションがすでに侘しい) 火の花が閉じると、少しずれてボーンと音が聞こえてくる。 それは、華やかさの影で、真っ…