夏水仙

今日は立秋。

山あいの廃業かと思われる古民家風施設内に、ひっとりと佇むは夏水仙か。
それともひょっとして、先日井原山に訪ねたキツネノカミソリと同じヒガンバナ科のタヌキノカミソリ(狸の剃刀: Lycoris incarnata )というのもあるが?

いずれにせよ、炎暑の中、風と花と暦に、季節の移ろいを感じることができる。

 

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オオキツネノカミソリ

大暑の最中、山歩会は井原山(標高983m)の中腹オオキツネノカミソリ群生地を歩く。

お呼びが近いせいだけではないと思うが、ここは涅槃か彼岸か(行ったことないけど)と見紛う程の世界が拡がっていた。

そして鍾乳洞から噴き出す天然クーラーの温度は何と12℃、いずれも山道を登った者だけが味わえる特権だ。

企画のM氏に感謝。

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オオキツネノカミソリ群生地を行く

 

オオヤマレンゲ

利休が愛し、茶花として用いたというオオヤマレンゲ、別名「森の貴婦人」あるいは「天女花」。

成程うつむき加減に咲き、純白で清楚、花芯は小さな仏像に見えるとも。

九重で自生しているのはここと鳴子山の二ヶ所との事、当人達は感動ものだったが、無粋な野郎5人組には、およそ似つかわしくない可憐さではあった。

 

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オオヤマレンゲ

雨のステイション

ファーマータナカの My Favorite Songs。
センチメンタル。

いよいよ芒種雨突入の予感。

いつまでも優しく包み込んでくれる、透明感のある声の山本潤子が好き。
ていうか、やっぱし女性は全般的に好きです。

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雨のステイション - ハイファイセット

 

雨のステイション 作詞作曲:荒井由実


新しい誰かのために
わたしなど 思い出さないで
声にさえもならなかった あのひと言を
季節は運んでく 時の彼方
六月は蒼く煙って
なにもかもにじませている


雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう


霧深い町の通りを
かすめ飛ぶつばめが好きよ
心縛るものをすててかけてゆきたい
なつかしい腕の中 今すぐにも
六月は蒼く煙って
なにもかもにじませている