今日は立秋。
山あいの廃業かと思われる古民家風施設内に、ひっとりと佇むは夏水仙か。
それともひょっとして、先日井原山に訪ねたキツネノカミソリと同じヒガンバナ科のタヌキノカミソリ(狸の剃刀: Lycoris incarnata )というのもあるが?
いずれにせよ、炎暑の中、風と花と暦に、季節の移ろいを感じることができる。
大暑の最中、山歩会は井原山(標高983m)の中腹オオキツネノカミソリ群生地を歩く。
お呼びが近いせいだけではないと思うが、ここは涅槃か彼岸か(行ったことないけど)と見紛う程の世界が拡がっていた。
そして鍾乳洞から噴き出す天然クーラーの温度は何と12℃、いずれも山道を登った者だけが味わえる特権だ。
企画のM氏に感謝。