時計草

よそんちの花シリーズ「時計草」。

昨日は数えるほどの LINE や Messenger や FBコメントでご心配のお言葉を頂き、ありがとうござんした。

自分自身は、叩きつける土砂降りの中、噴き出す排水溝、冠水の道路をジグザグと、ずぶ濡れの短パンとびしゃびしゃの長靴で職場に向かった。
子ども達やスタッフの安全確保や職場の確認のためである。
幸いに職場も実家も自宅も被害はなかった(スタッフに田主丸在住の方がいて被害あり)のだが、帰宅して母が見ていたテレビで、改めて地元久留米の被害の甚大さにぶったまげた次第である。

嘘のような雨上がりの夕べ、久し振りにゆったりと歩く帰路に、「時計草」はあった。

まずもってネーミーングがいい。
そしてこの植物の造形美、まるでスケルトン時計のような精巧さ!
こんな個性的で珍しい花なのだが、英名「Passion flower」のパッションは情熱を意味せず、「受難」を意味するという。

我々は、今まさに受難の時代の只中にいるのだろう。