ヘーゼルナッツチョコ

バレンタインデーが近い。

疾風の如きチャリ通勤のため、吾輩に密かに想いを寄せている彼女等(複数形)からの手渡しには困難がある。
おまけにこのコロナ騒動で、頼みの綱のお店のお姉さんからの数少ない営業チョコは、絶望的だ。
カミさんからは、疾うの昔に見離されて久しい。
義理チョコ(死語?)だとか、そのようなレベルはとっくに超えている。
それゆえ、普段から「自分チョコ」はふんだんに摂取を心掛け、肥満に努めている。
それでも如何に「0」を脱するか、それが晩節最大級の迷題だと位置づけている。

大方の期待を裏切って申し訳ないが、おっとまだ早いのに思いがけずいただけたのは、「とりあえず会った時に渡しとけ。」位のもんである。
うむ、チェコのヘーゼールナッツ入りのダークチョコ、送った人のセンスの良さが光る。

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この時期になると、「恵方巻」の予約だとか何だとか騒々しく、その風習は江戸時代あたりからの大阪発祥のようだが、その名自体は、高々30年くらいだそうだ。
恵方巻の登場で節分、豆まき、鬼は外、が霞んだ感がある。

鬼と言えば、今は専ら「鬼滅」だが、creature, demon, devil, Satan, ogre…、その由来から鬼を英語で表すのが難しいという。
般若(嫉妬や恨みで鬼と化した女性)や夜叉(インド神話に登場する人を喰らう鬼神)や鬼嫁もいる。
ついでに、今年の節分は124年ぶりの2月2日、恵方は南南東やや南だそうだ。

今日からもう2月(如月:きさらぎ)だ。

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お神酒

会社の神棚にお供えしてあったお神酒が、出社すると私のデスクに無造作においてあった。

一般論としては、お神酒には神霊が宿り、松の内が明けると「お下がり」として振舞われることで、御利益があるとされている。
個別論としては、「どうせコイツは、酒と名が付けば何でも飲むだろう。」てなもんである。

金粉金箔大いに結構、御利益を独り占めする覚悟だ。

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手水舎

お正月の手水舎には、花がいっぱい浮かべてあったり、生花が施されていたりする。
手水舎の存在自体がそれはそれで風情だが、新年の控えめなもてなしが、うれしい。

今年の初春月は、波乱の幕開け。
はてさて如何なる展開が待ち受けているのだろうか。
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縁起

「二拝二拍手一拝」

寿鶴亀福徳長翼若…
境内にあった樽酒に縁起の良い文字が並んでいた。
新しい世界がそう在りますように。

ついでながら、spirit(s)は、物資的意味合いでは、酒=アルコール類だが、精神的意味合いでは、魂=霊魂だ。
酒には魂が宿っている。
(今年もソコ行くか)

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丑年2021

ファーマータナカの今年のあけおめ。

重い荷物は、少しずつ下ろそう。

そうでなくても、丑(ウシ)は十ニ支の中で、最も動きが緩慢で歩みが遅い。
「牛も千里、馬も千里」ともいい、どのみち行き着く処はおんなじだ。
行動も思考も、もうノロノロでいいのだ。

何か落ちているものを拾えるかもしれない。
通りすがりの女性をゆっくり眺めて見ると、意外に美女かもしれない。
何かひとつくらい、ソロソロいい事があるかもしれない。

ウッシッシー ww…。
(画像はクチトンネル,ホーチミン 2019/2/22)

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