葉牡丹

よそんちの花シリーズ。

「葉牡丹の 寒に凜 重に鮮」  腐阿魔多難禍

花の少ないこの季節、公園の閑散とした花壇に独り存在感を示している。
花では無く葉っぱだとか、薹が立つとか、苦くて食べられないとか、全て人間の勝手な言い草である。
そしてここには当然人間の品種改良と云う営為が加えられている。
それでも、植物というか生命の神秘が基本にある。
美も又人間の手前勝手な感性ともいえるだろうが、とはいえ何と美しいことよ。